忍者ブログ
このブログが直接の原因で会社を辞めざるを得なくなった。。。 (古い順にUPしてあります)
<< 03  2024/04  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30    05 >>
[3]  [4]  [5]  [6]  [7]  [8
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ご苦労さんな事で、こんなしょ~もない文句を言うためだけに、わざわざ自宅から年賀状を持ってきていたのだ。
アホらしくて反論する気もなかったが、何も言わないとまた自分なりの意見を押し付けるように喋くりまくるので、最小限に留めた。


「一筆を書こうと思ったんですが、どう書いていいのか言葉に迷ったんです。 新年の挨拶に “スイマセン” は相応しくないですし、かと言って “今年は頑張ります” では白々しいのでは???と思って、あえて書かなかったんです。 何も “出しゃ~いいんでしょ!” と、投げやりに出したのではないです」  



間髪いれず


「それなら出せへん方がマシや!」

あっ もうアカン! 何を言っても無駄や!


「出せへん方がマシや!」 って、出さなかったら出さなかったで、必ず嫌味か文句言うでしょ!! アンタの場合はっ!

ちょうどその時ぐらいに、年賀式から全員が帰ってきたので話はそれで終わった。



しかしそれらはまだ序の口で、次の日から段々と昨年にも増してより露骨に嫌味を言うようになってきた。 しかも今まで知らぬ存ぜんで通してきた、ネットストーカーの部長までが・・・。


ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
PR
年賀状に関してネチネチと言われた後、 「明日から日報を書いて部長に提出せよ」 と言われた。

日報って・・・ (ーー゛)

仕事ないのに、いったいどんな日報を書くンや??
始業前に掃除して、お茶の用意して、イスに座って。。。それだけやんけ! 
会社ではパソコンを取り上げられているので、家に帰って自宅パソコンで日報を作って持って行った。


書ける仕事がないので、たまに “今日一日の感想” や、 “いま保留になっている案件の今後の展望” みたいなのも書くが、それすら毎日書けるものではない。
提出した日報のコピーを持って帰ってきているので、ちなみにいくつか紹介すると・・・。

1月21日(水)
   9:00~    出社~清掃~お茶の準備
   9:40~    来客(○○株式会社 △△様)
  13:20~    ○○(パンフレット名)の追加印刷手配
  15:00~    キャビネット内ファイル整理


2月27日(火)
   9:00~    出社~清掃~お茶の準備
   9:30~    ○○(パンフレット名)の文字校正
  14:00~    制作伝票の起票
  16:10~    納入報告書の作成

どちらも20日過ぎでまだ仕事がある方だ。
いつもは 「9:00~  出社~清掃~お茶の準備」 の後は何も書けない。


日報を部長に提出して3~4日経った時、提出した日報が1つも返ってこない事に気付いた。。。
あれ?? と思い、「何故日報を返してくれないんですか」と部長に尋ねたら、自信満々に
「常務に提出してある」 やて・・・。
お前、だからアカンねん!

部長は自分のハンコを突いて、ジジィの机に置いたままにしている。
常務が「部長に提出」と言ったのは、部長に管理させると言う意味で言ったのに、自分は何もせず、またまた常務にマル投げだ。。。

しかし、日報って上司が確認したら記入者に返さないかぃ?
返却された日報を記入者がファイリングして保持しておくのが普通だと思ってたが、ある意味カルチャーショックですわ!
何でも 「常務!」 「常務!」 とアホの一つ覚えみたいに。。。

問題にされた「過去ブログ」でも書いたが、週一で朝一発目にミーティングしていた時があったが、ジジィから反論されるのが怖いのか何一つ自分の意見は言わず、誰がどんな意見を求めても

「どうやろなぁ~~」  「う~ん・・・難しいなぁ~」
の連発だった。


仕事がないのに日報を書かせるのも苦痛以外の何物でもないが、翌朝、ジジィからその日報の内容について、あれこれ根掘り葉掘り聞いてきて、
「こんな仕事でもない、しょーもない事を書くな!」  と毎朝クドクド・ネチネチと言われるのには参りました。。。


ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
大勢に影響のないような事までを、小姑のように細に入り微にわたりいちいちあげつらって、ネチネチと長時間嫌味を言うので辟易していた。。。

業者さんから上がってきた納入伝票をもとに売上伝票を作成するが、今まで10数年間、同じ様に記入していた事までイチャモンをつけだした。
例えば【○○申込書】と記入していたら 【申込書】 と、「み」の送り仮名をつけて書き直せ! 
確かに現物は 【申込み書】 だが、俺が入社する前から、また入社して14年間ズッと 【申込書】 と書いていたし、それで本社にも認知されている。また本社もそう書いて発注書を出してくる。。。

俺が売上伝票を記入したら、まず部長がチェックする。 つまり 俺 → 部長 → 常務 という事になるが、中間でチェックしている部長はお咎めナシだ! 
本来なら、常務は「サスケにちゃんと書かせるように。また部長はそれをしっかりチェックせぃ!」と部長に指導するのが順列だと思うが、ウチは担当者にその矛先が向かう。。。

ウチだけではない。 
本社をはじめグループ会社は、何か不手際があると
上司は責任を取らず、担当者が罰せられる のが社風だ! 
役員であっても稟議書にハンコを押してあるのに、何か問題が起こると OKの意味で押したのではない。見たと言う意味のハンコだ! と平然と詭弁を弄して責任逃れできる会社だから、役職が上がるほどラクでいい。これは過去ブログにも書いた。


「分かりゃあイイってもんやないで! こんなエエ加減な伝票出してたら恥ずかしいわ!」
恥ずかしいって・・・ ジジィが常務としてウチの会社に来てから約6年間、アンタが伝票の最終チェック者やのに、今まで気付かんかったんかいな?? 気付かない方にも問題はあると思うが・・・。 
しかも俺が入社する前からでもこう書いていたのに、何を今さら・・・。
もしそれを是正するなら、「ワシも見逃してたが、これからは現物通りにちゃんと書くように気をつけよう」と言えばいい話だ。

そんな話があり、しばらくして部長がチェックして修正書きをしている伝票を見つけると
「こんな修正書きでは分かれへん! 誠意のない書き方しやがって・・・ホンマに君はエエ加減やな」 と言い出す始末。
その修正書きは俺じゃないんですけど・・・字を見ればミミズの這ったような字だから、部長だって分かるでしょ!
横でそのやり取りを部長が見ていても 「あっ、それ私です」 とは決して言わず、またまた知らん顔してた。


つまり俺を陥れるために、ツーマンセルで嫌がらせをしているのだ。と言う事はスグに分かった。。。



ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
どれだけネチネチと言われても、理不尽だと思っても決して俺は言い返さないようした。


言い返せばどうでもいいような事までを、声を荒げて クドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクド・・・・・
と延々やられるので、何も言わずただ一言「スイマセン」と言うほうが賢い。



ある日、また
“リンゴとバナナはどっちがミカンか” みたいな、どうでもいいような事を ネチネチネチネチネチネチネチネチネチネチネチネチ・・・
とやりだしたので、 「はい、スイマセン」 「はい、申し訳ありません」 と言っていたら、それが腹立つのか、ついには 「スイマセンやあらへんで!」  と言い出した。

(あ~また始まりよった!) と思い、このまま言われっ放しでは面白くないが、反論する気もないので遊び心満載、軽くあしらうつもりで
「あ~い、とぅいまてぇ~ん!」 と言ってやった (^○^) 
 もちろん、ですよ。 のあの口調ではやらず小さい声でだけど。
 
ジジィも部長も気付いていなかったが、女の子たちは言った瞬間に「えっ?」と言うような表情で目を丸くして俺を見てましたわwww
そうでもして気を紛らわせてないと、毎日毎日やってられません!


ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
それにしても俺が毎日、細々とした事で嫌味や嫌がらせを受けていたとき、女の子たちは一体何を考えていたのだろうかと思う。
恐らく (可哀想に) とは思ってないんだろうなぁとは思うが、かと言って (ざまあ見ろ!) とも思っていないのか・・・。 とにかくいつも2人でヒソヒソ・コソコソするので何を考えているか分からない。


1月も末になった頃、昼食が終わってしばらくしたら、思い出したように部長が 「ちょっと話がある」 と言い出し別室へ呼ばれた。 何かな??と思って入ると


「サスケ君 担当の復帰はない、というのはもう分かってるわなぁ」 と言い始めた。

「・・・?」



「これだけの問題を起こしておいて、会社として君を担当に復帰させると言う事は出来んやろ!」 
何度も言うが、 “これだけの問題” って・・・。 
あえて “これだけの問題” にしたのはアンタでしょうよ!と思いながら聞いていた。 


「年末に常務から “今後の身の振り方について、正月休み中に考えてみたらどうや” と言われていたので、正直 転職も考えました。いずれ辞めるにしても今スグには辞める気はありません。。。 つまり部長が言っているのは
いつ辞めるんや と言う事を言っているんですね。そんな回りくどい言い方しないで下さいよ!」  



「いやまあ、君のためを思って・・・。それにこのままでは会社にとっても良くないし」 
歯切れの悪い、ハッキリものを言わない言い方にムカついた。。。 何が君のためや!


「でも・・・。 そんな話が出たから言いますが、6月まで減給で、そのあとも夏のボーナスは寸志やと言われているので、このまま会社にいたとしても生活は出来ませんから、長い事いるつもりはないですね


「長い事いるつもりはないって、どれぐらいを思ってるんや?」 
そら来た!ネタを撒けばスグに食いついてくる。。。分かりやすいオッサンだ!



「それは今言わないといけないですか? 自分の進退問題なんで、時期が来たら自分から言いますよ。 そんな催促するような事を言われても即答しかねます。 でも、もしかしたら言わない(辞めない)かも知れませんしねぇwww 」 

わざと余韻を残すような言い方をしたら、 “ それは困る・・・ ” と、イワシの腐ったような目で俺を見つめる部長。
もう、何かにつけて分かりやすいオッサンに、頬ズリしたくなった。。。



ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
「言わない (辞めない) かも知れませんしねぇ」
わざとそんな風な言い方をして反応を見たら、明らかに困ったような表情で視線は一瞬泳いでいた。。。


「今いわれて今すぐ答えを出せないのは良く分かる。 だけどメドとして来週いっぱいぐらいで考えてきてくれへんか?」 と、部長は言った。


「なんでそんなに、辞めるように辞めるように話を持っていくんですか? 辞める辞めないは自分で決めますよ。 私が言える立場ではないですが、なぜ一方的な会社側からの発言しか出来ないんですか? 少しでも私の心情を聞いてくれた事があるんですか!」

部下よりも会社を尊重する、いわゆる 長い物には巻かれろ 的なものの考え方で、やっぱり信用のおけるに足らない上司だと言う事が改めて分かった。
過去ブログでも書いたが、我々部下に向かって
「ワシが部長になっても給料はよ~上げんから」  と、部長就任時に言い放った時の事を思い浮かべていた。。。

そうは思うものの、現実を考えると仮にこのままツッパリ通して会社にいたところで、たちまち生活が困窮するのは目に見えて分かるので、ここらが潮時だと感じ始めていた事も否めない。
その後は、他愛もない話に終始し別室を出た。

このとき常務は会社を休んでいたが、部長が常務からの指示で話をしたのか、部長の独断だったのかは分からなかったが、1週間後それが
オッサンの独断だった 事が判明する。。。


 
ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
このまま処分期間が過ぎて無罪放免となったとしても、この会社で機嫌よくやって行けそうにないなぁとも感じ始めていた。。。
応援してくれている本社のメンバーや好意にしてくれている業者さんたちからは
「常務も恐らくあと2年もしないうちに役員を退任するだろうし、部長ももうすぐ定年で、いくら社長の親戚と言っても5年ぐらいしかいないだろうから、最長で5年間の辛抱だからガンバレ」 と励ましてくれていたが、自分の中では もうどうでもイイわ との思いが強くなっていた。


それから1週間後の2月初めに俺は決断した。


「辞める方向で考えようと思います。 ですが私も生活がありますし、まだ次のメドも立っていませんので、今すぐには辞めれません」 と部長に告げた。

「うんうん。そらそうやな」 とうなづき、ニコニコしている。
ここまで言ったところで、部長が常務を呼んで3人での話しになった。
「いまサスケ君から会社を 辞めたい と話がありましたぁ」  部長からその一言を聞いた時の、あの嬉しそうなジジィの顔・・・。 

ジジィやオッサンからすりゃ、おぉ~! やっと自分から辞めると言いよったかぁ~  ってところだろう。。。 だけど、オッサン人の話聞いてるのか?? 


俺は
「辞める方向で●●●」  「今すぐには辞めれません●●●●●● と言うたんやぞ!
辞めたい とは一言も言うとらん!



「次のメドは立ってるのか? 勤務時間中でも抜けてハローワークに行ってくれてもいいし、まだ有給がたくさん残ってるからフルに使って転職活動してもいいぞ」 と、本心から言っているのかどうかは分からないが、すぐに現実問題に目を向けて言葉を発する常務と、かたやアホみたいに大ハシャギする部長。ヤレヤレ、こんなんが直属の上司やったんや・・・。


ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!  
会社としては、辞めるなら最大限のバックアップをしてやろうと言う事であろうが、ジジィのまた恩着せがましい言い方。。。
曰く、
「サスケ君も子供3人抱えて生活があるやろうから、次を見つけるためにどんどん就職活動してくれていいぞ」 とか、 「いいとこ見つけてくれよ~」 って・・・。 
最大の理解者ヅラするなっちゅうねん!




「で、いつぐらいをメドに考えてるんや?」 部長が話を割って入ってきた。


「いや、まだ全然分かりません。これから転職活動するんで・・・。それが来月(3月)で決まるのか、4~5月までかかるのか・・・」
オッサンは俺がいつ辞めるんか、そればっかりが気になるようだ。




「まあ、そんなに慌てなくてもいいやないか。 こういう事は何があるか分からんし、ある程度自分でメドがついたと思ったところで決めればいい事や!」  部長の言葉をさえぎるように、常務の大人の発言に助けられた。


「1週間ほど前に、部長から
いつ辞めるんや? みたいな話がありましたし、このまま会社にいてもしんどいだけなんで、出来るだけ早くに決めれるんやったら決めたいと思ってます」 と言うと、常務は えっ?? と表情を曇らせ、一瞬部長を見た。

やっぱり!! オッサンが動き出したのは常務からの指示ではなく、オッサンの独断専行やったんや!
何でもかんでも 常務!常務! とジジィの腰ぎんちゃくみたいに、自分では何一つ決めれない部長が、こんな時は嬉々としてウラ行動に出よる。
そんなとこは上司ヅラして動かんでもエエんじゃ~(ーー゛) バカタレがっ!


「まあサスケ君の適正に合うとこに決めんとなぁ。君は文章書かせたら内容の如何は別として、そこそこ書けるんやし・・・。組織に入って悪口ブログ書いたら、また同じ様な事になるしなぁ~。ライターとかやったら独立って言うのも選択肢の一つやで」

平然と嫌味を随所にちりばめ、転職の心構えについて延々と喋りまくる常務。その横では部長がニヤニヤしながら座っていた。。。


ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
転職を決意して、本格的に活動を始める事になったが嫁にはまだ何にも言ってなかった。
本当の事は言えるわけもなく、メドがついたところで話そうと思っていた。

オッサンの露骨な退職勧奨から約10日過ぎたあたりのある朝、朝一番でまた話があると別室へ呼び出された。またしても常務が休んでいる時だ。。。


「サスケ君、あれからどうや?メドはついたか?」
このオッサン何を言うとんねん!? そんな10日ぐらいで次が決まる訳ないやないか!


「メドぉ?何のメドですか?」


「いや、退職の時期や。 いつまでもメドつけないままではアカンやろ」

ハァ~~??

「それは何かのギャグですか? 何のボケですのん??」 と思わずツッコンでしまった。

「この間の話では、そんなに慌てんでもいい。 何があるか分からんから、ある程度メドがついたと思うあたりで決めればいいって事でしたよね。 そんな話から10日ほどしか経ってないのにメドなんかつけれる訳ないでしょ! しかも転職活動ってこれからですよ!」



「う~ん・・・常務はそう言うとったけどな、本音はそうじゃないねんで。 それにサスケ君がハッキリ決めてくれないと、君の後釜募集するのも何かと具合が悪いらしいし・・・」


「私はその本音って直接聞いてませんし、それに具合悪いって、どう具合悪いんですか? それならあの日に常務からそんな話があってもいいじゃないですか? わずか10日程度で急に一方的に言われても私にも都合があります」


「私も人事の事については詳しい事はよ~分からんけど・・・でもそうらしい。 これから君がしてた仕事の引継ぎとかもあるし、それにもうすぐカレンダーやダイアリーの大きい仕事も控えてるし、君にも都合があるけど会社としても都合があるんや」

それは分からなくもないが、納得出来へんで~! あまりにも言う事が違いすぎる。。。 何でわざわざジジィがいない時を選んでそんな話をするんや? 本当にそうなら今日じゃなくても昨日でも、明日でも明後日でも直接ジジィから話があるはずや。絶対にこれもオッサンが勝手に言い出しとるんやろな~と言う思いがよぎる。。。


ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
そかしオッサンは一体何を考えてるのか理解に苦しむ!  常務がいる時ははっきりモノを言わないくせに、いないときを見計らってコソコソと隠密行動。
常務が席をはずすとPCゲームをはじめる普段の行動と同じといや同じか・・・。


「でもまあ、私も6月までいるつもりはないので、出来れば4月いっぱいぐらいでメドはつければと思ってますが、これからの話なんで即答はしかねます」




「それは分からんでもない。 しかしある程度の、だいたいこのぐらいと言うのは聞かせて欲しいねんけど・・・でないと、こちらも段取りがあるやろ」 
是が非でも退職の日を決めさせたいらしい。


「そんな事はスグに決めれません! 決まればアナタではなくて常務に直接言います!」 と声を荒げて席を立つことも考えたが、次はどう出てくるか興味もあったので、わざともったいぶった言い方をした。



「じゃあ4月いっぱいぐらいですかねぇ・・・。 そんなにスグに決まるとは思えないから余裕を見て5月・・・ う~ん・・・ いや、6月中旬って事にしようかなぁ・・・」
言うやいなや、スグに反応が返ってきた。。。やっぱり分かりやすいオッサンや (^^♪


「中旬って、そんな中途半端な。それに4月から年度替わりで新入社員も4月からってのが普通やろ。 だから転職するなら3月いっぱいって事になるんと違うか?」



(バカにした笑いで) 部長の言ってるのは新卒の場合ですよねぇ~~。 中途採用は随時ですから何月からっていうのはないですよ。 何を以って【普通】と言っているのか理解に苦しみますけど、ちなみに私がここに入ったのも2月ですし、部長もここに入ったのは1月と言ってましたね。 それならなぜ【普通】の4月から入社しなかったんですか?」
言う事がズレてて・・・ほんまアホやな、このオッサン!


「それは前職との調整とかあったからや。 会社としては年度替りから勤めて欲しいと考えるのが普通やろと思うが・・・」



「私も同じですやん! 次が決まってないのに、ましてメドも立ってないのに、“いつ辞めるかハッキリ言え” と言われて答えられますか?」
分かってはいるが、改めてアホみたいな事を言われて思わず声が荒立った。。。


「あれから10日しか経ってないのに、何故こうも言う事がコロコロ変わるんですか? それにこの前の話も常務は知らなかったみたいな雰囲気でしたし、この話も会社としての話ではないんと違いますの?」
核心を突いた話に目をパチパチとまばたかせながら、努めて平静を保っているようだった。
図星だ!! 



ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
もう早く俺を辞めさせたくてしょ~がないようで、難クセをつけてはプレッシャーを与えてくる。
毎日のようにこんな感じだから、実際は俺も早くケリをつけれるならつけたかった。。。

まだ何も決まっていなかったが、自分の中ではこの時点で3月いっぱいと言うハラは決まっていた。
しかし、これ以上オッサンとやり取りするのも鬱陶しかったので
「今はまだハッキリ言えません」 と明言を避け、話を打ち切った。


次の日。
オッサンは朝から直行で出かけていた。 これはチャンス!! と思い、常務をつかまえて別室へ入った。


「この前の話では、常務は “そんなに慌てて辞める日を決めなくてもイイ” とおっしゃってましたよね!?
実は昨日、部長から “常務の本音はそうではない” という話をされまして・・・
だから早く辞める日を決めろ みたいな話があったんですが、早く決めろと言われましても、まだメドもついてないので何とも言えないんですが」




「エッ? アッ ・・・ うん、あの・・・ いや早いに越した事はないけどな・・・ 」 目を白黒させながら、必死で部長の発言にツジツマを合わせようとしている。。。 

やっぱり、またオッサンの独断専行や! ボケがぁ

もう失笑するしかなかった。。。


このままゆっくり転職活動をしながら居座り続けてやろうか! とも思ったが、こんな会社にいつまでも金魚のフンみたいにぶら下がってたら、逆に俺が卑屈になる。
何の勝算もなかったが、意を決して
「まだ何のメドもついていませんが、いつまでもいたら迷惑みたいですし、私もしんどいので3月いっぱいと言う事にします」 と言った。

自分で言っておきながら、 あ~ぁ 言うてしもたなぁ ・・・ と後悔ではないが、これからの不安と嫁にいつのタイミングで言うかを頭の中を駆け巡った。。。
まあ早かれ遅かれ辞めるのは決めた事だから、サバサバした気持ちもあり複雑だった。



ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
3月いっぱいで辞めると宣言してからは、常務と部長の機嫌のいい事機嫌のいい事。
ただ2人にハメられたかな??との思いもあるが・・・。

退職宣言してからは、常務の
クドクド クドクド クドクド は、ピタッと止んだ。


社内的には3月はじめになってから発表すると言う事だが、応援・心配してくれていたメンバーには宣言のすぐ後に報告した。
応援してくれていたメンバーには申し訳ない思いだったが、逆に
「よく決断したな。応援してたけど、サスケがこれ以上悩んでるのを見る方がツライかったわ! これからが大変やけどガンバレよ」 と言ってもらったり、壮行会と称して飲み会を数回催してくれたりと逆に激励を受けた。

仕事は相変わらずない状態で、別に俺がいてもいなくても一向に差し支えはないし、有給も40日以上残っていたので本格的に転職活動をする事にした。
一般的には景気が回復し始めて、求人率もバブルに迫る勢いと言う事らしいが、それは主に首都圏の話で関西圏は厳しいの一言。
特に俺がしていた職種と言うのは景気のいい時も少なかったが、悪い時はなおさら、増して年齢的・年収的なことを加味するとさらに絞られる。


3月いっぱいで辞めると言う事だが、実質は16日までは出社するが後の2週間は有給消化と言う事にした。 スグに引継ぎする事にしたが、殆ど仕事らしい仕事もなかったので、引継ぎと言っても口頭で事足りる範囲だ。
部長に引継ぎの内容の話をしたら、
「書面にまとめてくれ」 と言う。
書面にまとめてもほんの3~4行で終わってしまうから 「口頭ではダメですか? まとめても4行ぐらいですよ」


「忘れるからまとめてくれ」 と譲らなかったので、家に帰ってパソコンで作成して翌日に手渡した。

それから数日経った時、部長がエクセルで作った表を見せながら、
 「引継ぎの内容、もう一度これに書いてくれ」 と言い出した。
見ると、俺が提出した引継ぎ表の一部の文言を変えて作ってあるだけだ。しかも表組みが長すぎたり短すぎたりしている所があるので書きづらいったらありゃしない。。。
オッサンも毎日暇なので、こんな表を作って暇つぶししているのだろうが、
そこまで作ったんなら後の内容は自分でヤレちゅうねん!
俺が手書きしても、またそれをオッサンがワープロ打ちするんやから二度手間もいいとこやろ!!


やる事なす事がズレてて、ほんまアホやな このオッサン!


ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
辞める宣言してから直後に、これまでの経緯を書いた 「誰が反省なんかするかぃ!」 と言うタイトルのブログを立ち上げた。
いまのこの 「ブログが会社にバレちゃった」 の前のブログだ。

会社の全PCのIPアドレスは全部調べてあるし、ドメインと共にアクセス制御して会社のPCからはアクセス出来ないようにし、加えて検索ロボットよけのタグも埋め込んで、検索エンジンでも引っかからないように完全武装してのブログのはずだった。

しばらくしてアクセス解析をみるとブロックはしているものの、またオッサンのパソコンからと思われるアクセスがあったのには驚いた!
何故かは分からないが、ある検索エンジンだけは完全によけ切れなかったみたいだ。。。

俺もしつこいが、それ以上に
オッサンもしつこいのぉ~
ヘビみたいな性格やで! どうせサスケの事やから、またブログやってるはずやと思って検索しまくっとたんやろなぁ~。
まあとりあえずは
ご名答!! とでも言っておこう!!
もし追求されたところで、「違います!」 と言い張るつもりだったが、完全に退職するまでは大人しくしているのが得策だと思うし、ここでまた大問題にされないとも限らないので、一旦 休止する事にした。

休止にした「誰が反省なんかするかぃ!」 の、リード部分には
個人的に運営していたブログがネットストーカーみたいなアホの上司に見つかる事になり、結果的には会社を辞めざるを得なくなった。
表現の自由と著作権は踏みにじられ、わざわざ問題を大きくし約半年間スポイルされ続け続けた。それでも反省なんかしていないし、するつもりもない。

【やるなと言われた事や、やるなと言った人間に対するギャグのセンスは必然的に冴え渡り、より鋭く過激になり、そしてエンターティナーとしての本質からそれは必ずどこかでやるわけであり、またならねばならない事なのだ】 と、尊敬する筒井康隆先生の文をも引いて書いていた。
休止する事にしたのは残念だったが、それだけに余計モチベーションが上がり、早く3月末が来ないかなぁ!! とウキウキしていた。



ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
オッサンはよほど暇なのか検索しまくり千代子で、それらしいブログを見つけると狂喜乱舞してクリックしていたに違いない。
ブロックされて見れないにもかかわらず、アクセス解析を見ると一日に何十回とアクセスしていた。。。 
それが2~3日続いたかと思うと4~5日は休憩して、また連続して2~3日。 時間的には昼休みと終業時間後が多く、昼休みは食事時間も惜しんでゲームに熱中する傍ら、見れもしないブログに必死にアクセスしている状態。 もうここまでやってくれたら、呆れるどころか拍手モンですわ!



16日までの出社と言う事にしていたから実務の引継ぎの他に、自分がこれまで使用していた報告書や発注書、見積書、単価表などの各種のデータをCDに書き込んで手渡した。
どうやらCDをどうやって開けたらいいのか分からない様子だったので、半分バカにした言い方で懇切丁寧に教えて差し上げた。

一応は理解したみたいだが、おもむろにCDドライブから取り出したと思ったら、
「ハイ、これサスケ君が使ってたデータが入ったヤツ」 と言って女の子に渡していた。
渡された女の子たちも
「えっ・・・?」 と、明らかに困惑した表情をしている。 そりゃそうだ。。。 そんなもん急に渡されたって女の子たちに何をせいっちゅうの???  不得意な事はまたマル投げかいな。

分からんと言うより、オッサンがパソコンで出来ることと言ったら、
インターネットとゲームとエクセルで表組み作り(数値は電卓で計算する) ぐらいなもんで、メールも出来ないし、データの保存と言ってもいまだに3.5インチのフロッピーしか使えないんだから、せっかくMOをつけてもらってもオブジェとしてつけただけになってる。

女の子たちも遠慮気味に
「ハイッて渡されて、私たちにどうしろと言うんですか? サスケさんのやってた事を私たちがするんですか? なぜ部長は管理しないんですか?」 とたずねている。
「ワシも忙しい」 ってことを言いたいのだろうが、それは理由にならんでしょ! 忙しさで言ったら、オッサンよりも女の子たちの方が数段忙しい。
多少煩雑だが単純な仕事でさえ
「女の子に説明してくれ」 と言い出す始末。
俺はもう辞めるし指示通りするしかないので、可哀想に! と思いながらも女の子2人に段取りを説明していたら、
「なんで部長は何でもかんでも私たちにフルんでしょうか? いつも “俺は関係ない” みたいな感じで・・・」 


「・・・

「パソコン買う時も、自分のパソコンなのに私たちにマル投げで後からアレコレ文句言うし、以前ミーティングしてた時も何も話をまとめてくれず、いつもサスケさんが部長の代わりをしてくれてましたし、本社から忘年会とか誘われてもお金だけ出して絶対に行こうとはしないし、二言目には “俺はもう定年やから” とか言い出して・・・やる気あるのかないのか」 
やっぱり思う事はみんな一緒なんやなぁ・・・。 と思いながらも、心を許してベラベラ喋ると、いつまた告げ口されるか分かったもんじゃないので、うなづきながらも淡々と説明に徹した。


ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
退職の日も近づき、各書類の手続き等で常務とやり取りがあったが、離職票の時は 吹き出してしまいそうに なりました。。。(^○^)

以前の離職票の退職理由は ①自己都合 ②会社都合 ③解雇 の3つしかなかったが、最近は自己都合でも細かくその理由を書かないといけないらしい。

俺が何にも知らないと思って

「サスケ君の場合は、本当を言えば解雇にも相当する理由やけど、それにしてしまうと失業手当が出ないから自己都合って事にしといたるわ」 と、それはそれは恩着せがましく言うので、離職票を見ながら

「自己都合にも色々あるんですねぇ。 ふ~ん・・・ 不当な賃金低下や嫌がらせもあるのかぁ・・・」  と言ったら、俺の手から離職票を奪い取るようにして 「サスケ君のは自己都合の転職希望ってところにマル付けといたるわ。 なっ! なっ!」 と、慌てて自分の席に戻っていった (^^♪
ふふふ・・・何を言わんとしているか分かるでしょ?



それから数日の後、退職についての手続きで細々とやり取りがあり、
「何か聞きたい事はないか?」 と尋ねたので、前々から気になっていたことを聞いた。
退職金の事だ。。。


「聞きづらいんですが、どれぐらいの退職金をもらえるんですか?」
普通はあんまり聞かないような事だが、退職後スグに次が決まるとは思わなかったので、今後の生活を考えたらいくら貰えるのかは俺にとっては知り得たい重要な問題だった。

「14年勤めたから300万円前後ってとこだと思うが、サスケ君の場合は謹慎中なので満額は出ないかも知れんなぁ。 3割減って言う話も出とる」

「はぁ?? 何で?」
「謹慎中って・・・! 退職金にそんなん関係あるんですか? 3割減と言う話はどこから出てるんでしょう? 謹慎中は3割減と言うなら、謹慎の解けた6月以降に退職する事にしますので退職願は取り下げさせてもらいます!」


「いや ・・・ あの ・・・ まあ出来るだけ満額出るように本社に交渉、努力したるわ
ちょっと強く矛盾した事をツッコむとオッサンといいジジィといい、必ず醜態をさらしてくれるので、哀れと言うか滑稽ですらある。。。
しかし本社に交渉って・・・。 本社から退職金もらう訳じゃないねんで! 退職金規定に沿って、多少の増減はアンタが決めるんでしょうよ!

最後まで恩着せがましく・・・ 気持ちよく辞めさせてくれないのかと思うと、
「ガッカリだよぉ~~~!」


ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
社内では辞めると宣言したものの、嫁にはいつ切り出すかなかなかタイミングをつかめないでいた。
3月16日まで出社して後は有給消化って事にしていたから、いくら何でも2月中には言わないといけないなぁとは思っていたものの、結局言ったのは3月に入ってからだった。。。

「実は3月いっぱいで会社を辞める事にした・・・」 と言うと。



「悩んでいるんだろうなぁとは分かってた。だけど何の努力もしないで、まして今まで私に何の相談もなしに、そんな大事な事をなぜ勝手に決めるの?」


“相談もなしに・・・” そう言われたら返す言葉はない・・・。 嫁が怒るのはもっともだと思う!
何の努力もなしに って言うが、俺は仕事の事を良くも悪くも家には持ち込まないタイプで、これまでの自分の行状をいちいち話したりはしないし、しなかった。



「これからの生活の事もあるし、次女だって来年高校受験でお金要るねんで! 会社で多少ツライ事があったってそれを乗り越えていかなアカンのんと違う?? 15年前も勝手に会社辞めてきて、今の会社決まるまでに散々お金で苦労したでしょ! 今度勝手に辞めてきたら 離婚しようと思ってた!!!


「!!」

離婚と言われても、もともと去年まではお互い離婚するって事で合意してた経緯があるから別に驚きもしないが、ただ俺としては甘い認識だったかもしれないが、「辞める事にした・・・」と報告すると、 「パパも悩んでそうする事にしたんやなぁ・・・辞めると言う事については納得出来へんけど、二人で前向いて頑張っていこう!」  と言うような言葉があるのかな? と考えていた。
が、それはあっさり裏切られ、言うに事欠いて離婚 ですか・・・?

しかもクドクド クドクドとこれまでの恨みつらみの言いたい放題。
じっと耐えて聞いていたが、一段落したところで
「お前の言いたい事はよく分かりました。。。 でももう辞めると決めた以上、次に向かって踏み出すしかないんや! それに協力してくれないならそれでも結構です。 悪いのは俺やから離婚して問題が解決するならそうして下さい! あとは独りで戦いますから と、言い残して俺は席を立った。。。


ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
話し半ばで席を立った俺。
これでまた冷戦状態に逆戻り、しばらくは険悪な生活になるんだろうなぁと思っていたが、2日もすると機嫌が直ったのか、それとも
「独りで戦います」 の一言がこたえたのか全く普通の対応で、しかも 「パパもしんどいやろうけど、次の仕事早く見つかるように頑張ってな!」 と言い始めた。

俺としては最悪離婚という事になっても今さらジタバタしないと思ったし、この頃には人材紹介会社からいくつか会社を紹介してもらい、書類審査もパスしているのがあったから、楽観視していたところもある。
今後の生活についても退職金が恐らく300万円近く出ると思うので、15年前みたいな事にはならないと言う事を説明して安心するように諭し、大事に到らずに済んだ事でひとまずはホッとした。。。




しかし、今これを書いている現在ですら次の就職先は決まらず、こんなに苦戦するとはこの時は夢にも思わなかった。
そろそろ退職金が底を尽きかけているが、まだしばらくは決まらずこのまま行けば、15年前の悪夢再びと言う事態にもなりかねない。
パワーハラスメントなどの嫌がらせや露骨な退職勧奨を受けたが、それでも反省なんかしていないし、するつもりもない。
以前にも書いたが
“にわか雨に遭ったようなもの” ぐらいにしか思ってないので、会社に対しては別に怨んでいる訳でもない。


家庭的にはそれから特に険悪な雰囲気になるわけでもなく、まあ良好な関係を保てているのでよしとしよう。


ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
3月末付けで退職するが実質は3月16日で終わりだ。
ある日 部長が
「退職の挨拶はいつ行くんや?」 と聞いてきたので 「明日行こうと思ってますが・・・」
16日まであと4~5日と言うタイミングで本社やグループ会社に退職の挨拶に行く事と決めていた。


部長が「私もついていった方がいいか?」 と言ったが別に必要もないと思ったし、いるだけ邪魔なので

「いえ結構です。来てもしょーがないでしょ!?」 と丁重にお断りした。

にもかかわらず当日はストーカーのように付きまとい、挨拶している最中でも横にいるだけで、何一つするわけでもなかった。
一番可笑しかったのはある部署に挨拶しに行ったとき、俺のあまりに突然の挨拶だったので、その部署の部長が
「みんな注目してあげて!」 と全員の手を止めさせ場を作ってくれた。
横にはボ~ッと突っ立っただけのウチの部長。全員の視線はウチの部長に注がれている。みんなは辞めるのは俺ではなく、歳の頃から言って定年間際のオッサンだと思っているようだ。

俺が挨拶し始めると全員が
エッ!?!? と、口をあんぐりと開けビックリした表情で、あわてて俺に目を向けた。。。

「辞めるのはサスケさん? 何でぇ??」 と、ある課長が眉間にシワを寄せ、すっとんきょうな声を上げた。

そりゃそうでしょうよ!! 
ついて来て一言も挨拶の 「あ」 の字も言わずに、ただ突っ立ってるだけだもん。 こんな事は最初から分かっていたので俺は 「ついて来なくても結構です」 と言ったんだ。。。
恐らく 「何で辞めるのか」 と聞かれたときに、どう答えるのかをチェックするためについて来たのだろうと思う・・・。 オッサンは北朝鮮の監視員か!

その日は全社的に打ち合わせ中や外出しているのも多かったので、明日あさってと3日間に分けて挨拶回りする事にしたが、オッサンがついて来たのは初日だけで、あとはついても来ずPCゲームに熱中していた。
何かにつけて中途半端なオッサンやで! 他に仕事があるならまだしも、行くと決めたら最後までついて来んかい! ついて来られたらイヤやけど・・・(^^♪



ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
2~3日かけて挨拶回りをした。

大半は
「辞めたら困るやないか!」  
「サスケ君がおれへんようになったら仕事進まんなぁ」 
「次に行ってもお前の事やから、みんなに可愛がられて楽しく仕事するんやろなぁ」
と、お世辞であったとしてもその反応は俺にとって大変嬉しく有難いものだった (^_^)v

中には
「オッ? ついにお笑い界に進出か?」 なんて言い出す奴もいたりして。。。
有難い事にどの部署でも 「まだ辞めるまで2~3日あるから飲みに行こう」 と誘ってくれたりして、別れを惜しんでくれているような感じだった。ある部署の部長ただ一人を除いて・・・。

その部署の部長は横柄で慇懃無礼な言動を取るという事では有名な奴で、こちらが強い態度に出ると手のひらを返すように下手に出て言い訳がましい事をくっちゃべる女々しい部長だったが、最後の挨拶ぐらいはちゃんとしようと思った。

「今月いっぱいで・・・」 と言い終わらないうちに

この絵のように、目を合わせることも、一言もなく “シッシッあっち行け” と言わんばかりのポーズで追い払われた。

「今まで有難うございました」 と軽くお辞儀だけしたが、ムカッときて聞こえるように 「エエ歳して挨拶もろくに出来んのかいな」 と捨てゼリフを吐いてそこを後にした。
(あ~ぁ~ またやってしもたなぁ)と自己嫌悪におちいってた時、後ろから課長を先頭に2~3人の後輩や女子社員が駆け寄ってきて 「悪いなサスケ、ウチの部長・・・。まあ今に始まった事ではないねんけど・・・」 

「またやってしもた・・・ と反省してたんです。 俺の態度で周りの人に気ぃ遣わせてしまって・・・スイマセン」
課長らのその一言で救われた気になったが、確かに俺も配慮がなかった(-_-;)




その夜は送別会ならぬ、 “壮行会” と称して男女20人ぐらいが集まってくれて飲めや飲めやの大宴会 \(◎o◎)/

5軒ほど行ったらしいが、3軒目の途中あたりで記憶がなくなっている。。。どうやって帰ってきたのかも分からない。
どうせ俺のことだから、暴言やセクハラまがいのオンパレードだろうなぁと、後日主たるメンバーに俺の様子を恐る恐る聞いてみた。。。


A男 : 「結構酔ってたよな! 全部で5軒行ったンやで! なにっ!覚えてない?? シモネタ全開やったけどメッチャおもろかったわ! みんな声枯れるほど笑ってたで。。。」

B男 : 「2軒目の店で●●課長の頭 “ハゲハゲ!” 言うてペシペシ叩いてたなぁ~ 冷や冷やモンやったけど、久々にサスケ節 炸裂やったな!」

●●課長 : 「俺の後頭部が痛いのは、お前にさんざん叩かれたかららしいけど、俺も覚えてないんや~~」

C男 : 「3軒目の店で、向こうの方に座ってたOL3人組みをスカウトしてきて、自分の横にはべらせてたなぁ~ そんな性格羨ましかったわ!」

D子 : 「私の胸さわらせてくれって言うから、“エエよ!” って言うたら急に大人しくなって(笑)・・・サスケさん案外根性ナシなんやなぁ~ えっ?覚えてないの?」


やっぱり相当ハジケてたみたいね!俺・・・(ーー゛)



ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
16日が来た。
業務的には今日で終わりだが30日には正式に挨拶に、4月2日には離職票を取りに来なくてはならない。
常務ととしては何かと配慮してくれているような感じではあったが、実質的には後を追われる様な形で辞めていく事になる。
女の子たち2人もポーカーフェイスなので何をどう思っているのか分からないし、部長にいたっては
「どうせ30日にもう一回来るんやろ」 と、歯牙にもかけない態度で直属の上司からの言葉は一切なかった。


常務からは改まったように、これまでの俺に対する評価を中心とした話があり、その内容は要約すると次のようなものだった。

①誰からも好かれ人当たりはいいが、喜怒哀楽がスグ顔や態度に出るので、もっと自分の感情をコントロール出来るようにしなさい。

②ヤル気にムラがあり、自分の意に沿わない事には非協力的だが、キャラクター的には憎めないものがあるのは人徳か。

③担当者レベルでは絶大的とも言える評価があり信頼を得ているようであるが、これからは年齢的にももっと立場が上の人からも信頼を得れるようにならないといけない。


最後に 「これまで色々とあったがご苦労さん」 と締めくくって、業務最後の日を終えた。




30日の正式退職の日を向かえた。
神妙に最後の挨拶を終えた後、常務からは退職金の話についてあった。


「3割減って話もあったが、交渉に交渉を重ねて満額出るようにしたった・・・・  

“したった!” って・・・。 まだそんな恩着せがましいこと言うのか (ーー゛)
でも貰えるものは満額欲しいので、俺も白々しく


「うわぁ 有難うございますぅ~! こんな問題を起こした私に、大変よくしてもらって何とお礼を言っていいのか・・・」 
役者やのぉ~! (^◇^)

 “喜怒哀楽がスグ顔や態度に出るので、もっと自分の感情をコントロール出来るようにしなさい” と16日に注意を受けたとこなのに、もう早や実践できなかったってとこか (^_-)-☆

つづいて離職票の説明があり、執拗に離職理由についてこだわりを見せ、他の所は隠すようにして自己都合の 転職を希望 の欄に○をつけさせられ確認の署名をさせられた。
その気になりゃ労働基準監督署でひっくり返す事はできるが・・・(^^♪ まあいいか!
その後に念書を取り出し、 「これにサインしてくれ」 と。
見ると、一番初めに
【辞めてからでもブログなどに会社の事を書かないように】 と書かれてある。。。

職務上知り得た秘密を漏らしてはいけない。辞めた場合も同様とするとの事なら話は分かるし当然だと思うが、 “会社について一切の事をブログに書いてはいけない” という意味であるなら、「表現の自由」を保障する憲法21条に抵触するので、念書自体が無効だ。
“会社について一切の事をブログに書いてはいけない” としか読み取れないので、こんなのは無効でサインしたところで問題ないと判断したので機嫌よく 「ハイハイ」 と署名した。
どこまでもがんじがらめにしておきたいらしい。




続いて部長から話があり、(へぇ~ オッサンから話? 珍しい・・・)と思いながら聞いていた。

「ブログにあんな事を書かれて気分害しているのに、これまでついに一言もサスケ君からは謝りの言葉はなかったなぁ。それが残念や」

へェ??(ー_ー)!! なに言ってるん? この人・・・。
つまり全員の前で謝罪はしたが、個別に謝罪がなかったと言うのが不満らしい。
もう今日が最後なので今さら反論する気も何もないが、オッサンにとってはずっと気にしていた事なのらしい。。。


今まであえて押し黙っていたのかどうかは知らないが、これまでの恨みつらみ(?)を散々言った後、 「早く次が見つかるといいな」 と言って話は終わった。



ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
3年ほど前に直属の上司である部長から別室へ呼び出され、 「仕事中のブログはヤメろ。 内容についても画像も全て好ましくないので全部削除せよ!」 と言われた。
いくらヒマな時であっても仕事中にブログを更新していた事については注意を受けても当然だ。これは真摯に反省し勤務態度は改めなければならないが、ブログを削除せよ! との発言には強い反発を抱いた。

「どうするのかをレポートにまとめて提出せよ」 と言うので、俺は以下のようなレポートを提出した。
 
書き手の私が誤解されかねないと言うリスクはあっても、著しく会社に不利益になる内容は一切ありませんし、個人的な事をインターネット上に配信するのは個人の自由であり問題はないはずです。
掲載写真も含めた内容を好ましくないと感ずれば閲覧しなければよい問題であって、好ましいと感じる読者もたくさんいるのが事実です。
どのような立場の人間であっても一個人的な主観でヤメろと強制される事は到底納得出来かねますし、大袈裟に言えば言論弾圧にも通ずると感じます。
<中略>
就業時間中にブログを更新していた事につきましては、誠に申し訳なく、真摯に反省すべきと捉え、今後は就業時間中は当然の事ながら仕事に専念する所存です。大変申し訳ありませんでした。
 俺はレポート上では “ブログをやめます” とは約束していないし、これを読んだ部長は特に意見することもなく黙認と言う形になった。
“好ましくない” と感じるのに、なぜ毎日チェックしに来るのか不思議でならなかったし、読んで不快感があるならわざわざ見に来るなと言いたい。
それに個人名や社名など、特定でき得る事は一切出していないのに
「サスケが書いていると言うのはスグ分かる」 とも言った。それは部長本人が、“書いているのはサスケだ” と言う認識で読んでいるからであって、不特定多数が読んで分かる訳はない。

それにしても部長は何故、俺のブログを知り得たのかは不明である。

「検索して見つけた」 と言うが、ブログタイトルも知らないのにどうやって検索するんだ? 仮に検索して見つけたと言うなら、アンタこそ仕事中に何やっとんねん!! 恐らくは女の子たちからのチクリであると思われる。


自由な創作活動に阻害を受けると感じた俺は、そのブログは閉鎖して別のブログを2つ始めた。
一つは 「TWIST&SHOUT」 と言うタイトルのエッセー風のブログで、もう一つは俺の夫婦問題を中心とした、遠慮しない切り口で言いたい放題書きまくる
「自棄瑠廃怒」じきるはいど
と言うブログだった。
この「自棄瑠廃怒」には会社や上司への不満をぶちまける内容も書いていた。。。もちろん社内のPCからはやっていない。

ブログを始めて1年半以上経った昨年5月、地元のツレと飲んでいたある金曜日に、好意にしている取引先の人から
「サスケさんのブログ、部長が見つけてプリントアウトして、その内容が本当かどうか確認しにウチに乗り込んできましたよ」 とリークしてくれた。
書いた本人に確認せず、何で取引先に確認しに行くのかも理解に苦しむが、必ず追求されるので気をつけるようにとの連絡だった。
このブログは会社のPCからはアクセス出来ないように設定していたのだが、何故か部長のPCだけがアクセス出来たと言うのも不思議だし、一体どうやって見つけたのか??

週明けの月曜日から孤軍奮闘の、約10ヶ月にわたる長いバトルが展開される事になる。
鬼の首を取ったように大騒ぎし、表現の自由と著作権は踏みにじられ、パワーハラスメントからネットストーカーまがいの行為や種々の嫌がらせ、退職勧奨まで受け続けて、ついには会社を辞めざるを得なくなった。



ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
ブログと言えども著作物である。
個人的にファイルする目的以外でプリントアウトして第三者に閲覧させる事は著作権の侵害だ。
だいたい部長の年代に限らず日本人には知的所有物についての保護の意識はない。


「自棄瑠廃怒」と言うブログの内容を考えれば、プリントアウトして社内に配ればどう言う事になるかはアホでも分かる。
自分の事を書かれているのがハラ立ったから報復的にしたのであろうが、それがもとで社内の雰囲気は最悪になった。管理職としては配慮に欠ける衝動的な行為だろう。

自分は仕事中でもゲーム三昧で、グルメサイトなどを徘徊し個人的な趣味でプリントアウトするが、部下には仕事以外でインターネットをするなと言ってはばからない。
この問題が勃発してからは毎日毎日、数時間毎にアクセスして更新していないか確認し、リンクしている他のブログへのコメントまでチェックして、さらには俺が帰ってからインターネットの履歴まで調べていると言う念の入れ方には正直ビックリした。
まさにネットストーカー



全員に謝罪と謝罪文を書かなければ嫁や両親に報告すると恫喝されて無理矢理書かされ、7月のボーナスは10万円ほど減給された。
5月にこの問題が勃発し12月中旬の正式処分までの間は種々のパワーハラスメントや嫌がらせを受けた。
担当を外され、パソコンは取り上げられ、本社への出入りを禁止され、12月のボーナスは25万ほど減給され、人格までを否定するような発言も多々あり、 “謹慎中” と称して会社行事への参加は制限された。
さらに半年以上も経ってから本社の人事部長まで巻き込み、
はじめに処分ありき で話し合いと言うより査問に近い取調べを受け、正式処分を下された。
①来年1月より6月まで、給料の総支給額より10%の減給
②始末書の提出
③処分の事実を社内に貼りだす

人事権のない者からの越権行為まで飛び出す始末。。。
この処分後は露骨な退職勧奨やほのめかしがあり、退職宣言後は恩着せがましい発言のオンパレードに終始した。



ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
俺が会社を辞めてからでも、「どうせサスケの事やから、またブログをやってるのだろう」 と、検索して探し回りアクセスしてくるだろうとは思っていた。


案の丈だ。。。


Niftyの@サーチでブログ検索すると、「ブログが会社にバレちゃった!」(辞めた後でもネットストーカー)とブログタイトルと記事タイトルはありますわ。。。
しかし検索エンジンにかからないようにタグを埋め込んであるのに、なんでNiftyの検索には引っかかるのかね???? 前回のバレた原因もこのNiftyの@サーチからだったが、今回はここからアクセスしてもブロックするように設定してある。


ここ3週間ほどはアクセスしていないようだが、ブロックされているので諦めてなのか、それとも記事タイトルの
辞めた後でもネットストーカー と書かれてあるのを見て “ワシはストーカーか?” とショックを受けたからなのかは分からない。
いずれにせよ、ブログを探し回る事に血まなこになる事より仕事せぇよ!と思うが・・・。

俺が辞めるまでの半年間は、すでに削除して存在しないブログを3~5日おきに@サーチからアクセスして確認すると言う念の入れかただった。
どうせまた忘れかけた頃にアクセスしてくるに違いない。。。



ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
書くことが自分のライフワークと思っている俺にとっては、ブログは単なるコミュニケーションツールではない。
今やブログ、mixi など自分の思いを綴れて簡単に不特定多数に読んでもらえるようになり、 一億総ライター時代 とも評されるようになった。

中には人気ブログが出版化されたりテレビ化されて、昨日まで一主婦だった普通のオバハンが作家に転じるなど、創作に関するバックボーンは年々月々によくなっていくが、逆に “表現の自由” と “プライバシーや第三者の名誉” は書き手に委ねられているだけなので、明確な線引きはなく、モラルやいわゆる世間一般の常識は人によって様々であると言うしかない。


表現の自由があるからと何をどう書いていいものではないし、名誉毀損を恐れるあまり自由な創作活動が制限されるなら、それは文化的退廃につながる恐れもある。
ブログの場合も実名や固有名詞を出さない限りは不特定多数が読めば個人を特定する事は困難だが、書かれている本人や周りからすれば、それが誰なのかは容易に察しがつく。
俺の場合も同じことが言え、今回のは にわか雨に遭ったようなもの でたまたま運が悪かったとしか言いようがないし、そう思っている。

最近は就職する会社の人事が、新入社員(学生)の採用の際にチェックしているケース(本名を入れると結構な確率で当たるらしい)もあるらしく、それで採用不採用の判断材料にされているとしたら由々しき問題であろう。
書いている内容に品格や人格を重ね合わす事をしがちだが、それなら官能小説を書いている小説家は淫乱極まりない性格で、スプラッターな内容の小説を書いていたら、悪逆非道・破壊主義者で鬼畜にも劣る人間性と言う事になってしまう。
書き手には上手い下手はあるものの、必ず作風と言うのがある。それを考慮せずに、読んだままを批評する事は愚行と言うしかない。小学生の読書感想ではないのだから。


今回の事件について、俺は60回以上にも及ぶ記事を書いた。
一方的に会社や上司が悪いとも思っていないし、俺にも反省すべき所はたくさんあるのは分かっている。
会社のやり方があまりにも卑怯で到底納得できるものではないので、感情に赴くままに綴った事や、かなり辛辣に批判・おちょくり・揶揄し、ホンの小さな事をデフォルメして大袈裟に書いたりして持論を展開した。
中には分かりにくい表現も多々あったとは思うが、今は全部さらけ出してスッキリとした気分である。
今後同じ様な事で陥れられる事はないと思うが、もし辛辣な内容のブログを書く場合は 両刃の剣 である事を肝に銘じることとしよう・・・。 



いままでお付き合い頂いた方には、楽しんで頂けたのかどうかは分からないが、ただただお礼を申し上げたく思います。

「ブログが会社にバレちゃった」は今回が最終回ですが、今後はこれと並行していたブログ 「Half Return」 (人生約80年として、折り返し点を過ぎて俺のこれまでの人生を振り返るブログ) を、お楽しみ頂ければ有難いです。俺のドタバタな人生を振り返ってます(全部事実です)

これまでは 「ブログが会社に・・・」 の方に重きをおいてやってたので、なかなか更新出来ないでいましたが、明日からは 「Half」 を更新していきますので、よかったら来てください。



有難うございました!


ブログランキングに参加中
人気ランキング ← クリックしてね!
≪   前のページ
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[10/27 アシタカ]
[09/08 ゾッチャ]
[06/28 JS]
[06/15 SWD]
[03/21 JUN]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
雷切
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R

Copyright (c)自棄瑠廃怒 All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  Material by Pearl Box  Template by tsukika


忍者ブログ [PR]