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バブル時代には普通なら経験しがたい事もたくさんあった。
世が浮かれていた時代なので、便乗しやすい俺としてはその時流に乗ったってとこだが、喜べない事が一つあった。
それは
借金 だった。
夜な夜な遊び回る金をクレジットカードやカードローンで調達していたのだ。
いくら景気のよい時代だとは言え、25歳そこそこの普通のサラリーマンでは遊べる範囲にも限度があったが、そんな事は考えもしなかった。
宣伝部って結構ファジーな部分があり、業者と癒着なんて事は日常茶飯事で、例外なく俺も色々な業者から
“ 袖の下 ” をもらっていたので、それで返済できるはずだった。
ところがバブル崩壊するあたりから段々と業者自身が遠ざかるようになってくるし、勤務している会社も資金繰りがキビシクなり、広告・宣伝物を発注できなくなってきた。
まさに
つわもの共が夢の跡
その後、会社も倒産し、残ったのは借金とため息。失ったのは嫁からの信用だった。
金が全てだとは思わないが、しかし金がないのはツライ。 実際、家計を預かる嫁としては大変だと思う。 男としては金の面で苦労をかけるのが一番ツライ。加えて俺の場合は女関係。
そりゃあ、信用も失くしますわ〜〜!!

それから現在の会社に入り、相変わらず毎月の返済には追われていたが、しばらくは何事もなく平穏な日々が続いていた。
大学時代の親友ががタイへ赴任するまでは・・・・
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大学時代の親友がタイに赴任する事になった。
赴任して半年ほど経ち、落ち着いた頃に「タイに遊びに来い!」と電話があった。
東南アジアと言う事で、あまり乗り気ではなかったが、格安の航空チケットさえ手に入れれば泊まる所など気にしなくていいこと。ムエタイの本場である事。ゴルフが安く出来る事。夜の遊びがオモシロイ事などを滔々と話すので、仕方なく行く事にした。行く時は仕方なしだったが、帰ってきたら
エライ ハマってしまいましたがな〜それからは年に必ず2回ほど行く事になる。
ハマった理由には、親友の現地妻の友達で、ポームと言う名の女の子と ネンゴロの仲になったと言う理由が大きい。
タイと日本は時差2時間。こっちが午前2時でも向こうはまだ0時。ブロークンな英語とカタコトのタイ語で、2〜3日に1回は電話していた。
しかし、嫁が寝静まったのを見計らって電話しているとは言え、こんな事に気づかないはずがない。
ある時、嫁から「毎晩いったい誰と電話してるん?」と聞かれた。
「・・・・・えっ、いやあのぉ、ムエタイの選手や!」
一瞬のうちに眉間にシワを寄せ
「ヘェ〜!ムエタイの選手にこんな事いうのぉ!?(怒怒怒)」
と突き出されたのは、電話で喋るために もう一度会いたい ・ 好きだよ ・ またデートしようよ などの言葉をタイ語に訳していたメモ帳だった。
言うに事欠いてムエタイの選手って・・・自分でもアホやなぁと思う。俺は何事もそうだが、攻めは強いが守りに入るとモロい。
今から考えりゃあ、バレない方がおかしいわなぁ〜!そんな事も分からないほど、ポームちゃんに夢中だった。
借金で信用をなくし、女関係で信頼をなくし・・・。
自業自得と言えばそれまでだが、俺にとってはしばらく贖罪の日々が続く。
嫁は嫁で「大切な人の気持ちをつかまえる法」や「愛すると言う事」とか言うタイトルの本を買って来て読んでいたようだ。
しかし、そんな事件があってからは嫁は俺に対して事の他やさしくと言うか、配慮する努力をするようになったし、そんな嫁を見て、俺も愛しいと感じていた。

しかし、このままで続かないのが俺の性格。

  “ 喉元過ぎれば熱さ忘れる ” とはよく言ったもので、浮気の虫がウズウズするような事があった。
知り合いのビデオ制作会社の社長で、出会い系にハマっている人がいて、会う度に「昨日はこの子と逢った」と言って写真を見せられたり、ホテルに行った時のハメ撮りを見せられたり、そんな話ばっかり聞かされたら、段々俺も興味が湧いてきた。

実際に2人の人妻と会った。
一人は俺より1つ年下で、色白・豊乳・美人、メチャクチャ俺の好みだった。
SEXの志向も合った。初めて
潮吹き を経験したが、しかしこの子は2回限りで連絡が取れなくなった。
もう一人は1つ年上で、ホテル代はいつも出してもらった。
気さくな女性でメールもよく来るし、SEXも積極的だったが、会ってもSEXなしで話だけして帰るということもままあった。
しかしこの女性とのメールを嫁がチェックしていた。俺は普通のつもりでいたのに、嫁からすると
なんか怪しい!!と思ったらしいが、女の嗅覚恐るべし!そんな事とは露知らず、ツレとの飲み会で盛り上がっている最中に 「ケイコさんって誰? 答えたくなければ答えなくていい」 とメールが飛び込んできた。一気に酔いが醒めていく、笑いが消え表情が引きつるのが自分でも分かる。
このあと重い足取りで家路につく事になる。
深夜の帰宅にもかかわらず、嫁は起きて待っていた。
しばらくの沈黙が続いた後、俺から切り出した。
「ケイコさんとは何でもない。2回ほどお茶を飲んだだけや」 本当の事など言えるわけもない。
嫁はそんな事は信じられないと言った。「H目的で会ったが、実際はまだ何もしていない。2回会ったぐらいで、普通はそんな簡単に体を許さへんやろ!」と頑強に言い張った。もう嘘の上塗り状態。
よく、浮気現場を現行犯で見つかっても
何もない! ベッドインしていても まだ入れてない! インサートしている最中でも 発射はしていない! と言い張れ(^^♪ と言われるとおり、正直に全てを告白なんかしたら、それこそ THE END !
だけどいつも思うが、知ったら傷つくと分かっていながら、何故知りたがるのかね??女心の妙な所だ!
さらに信用を失った俺は、俺が寝入った頃を見計らって、その後も嫁から携帯メールとPCメールをチェックされることとなり、特に中学時代の女の子とのメールをプリントアウトしていた。
この子とはただの飲み友達。と言うよりお互いをよく知りえた
親友
に近い。
なのに、浮気相手と勝手に勘違いしているようだ。メールの内容を見たら、そんな関係ではないことが一目瞭然だと思うが、疑心暗鬼にかられた心理状態からは、そんなことも判断つかないらしい。
俺と付き合う前の嫁は、実は妻子ある男と不倫していた。
これは付き合った後から知ったわけだが、男女に関わらず不倫しているヤツの言い訳は大抵
好きになった相手がたまたま結婚していただけとか 出会うのが遅かっただけ
・・・結婚していると言う時点で縁がないのに・・・。
さらに極めつけが
でもお互い真剣に愛し合っていた などと言い訳にもならない言い分で自分を正当化しているのが多い。 ウチの嫁もそんな事を言っていた。

これは俺が言う事ではないが・・・
あえて言おう!

仏教では 還著於本人
(げんちゃくおほんにん) といって、良きにつけ悪しきにつけ、人に施した事は全て自分に還ってくる。 と言うものの考え方がある。
いまダンナの浮気で自分が悩んでいると言う事は、過去に自分の不倫で相手の男性の妻を悩ませていた。 と言うことではないのか??
これは俺が俺自身を正当化しているととられても仕方がないが・・・
付き合い始めて間もない頃、お互いの写真を持っていようと言う事で1枚ずつ交換した。
何と嫁は俺に、不倫相手と旅行に行ったときの写真(自分一人だけ写っているモノ)を俺に渡した。
聞かなければ分からなかった事だが、それにしても過去の男との思い出の写真を新しい彼氏に平気で渡すと言う、節操のない、その神経が理解できなかった。逆の場合だったらどう思う?
いまだに
“自分はされたらイヤなのに、俺には平気でそれをする” と言う性格は直っていない。 こんなの一生直らないだろうなぁ〜
その後は特に何もなく平穏な日々が続き、俺は本業とは別に副業を持っていた。
印刷の内職みたいな仕事だが、平均すると月に8〜10万ほどあった。
小遣いはもらわず、車のローンもそれで返済し、それでも一介のサラリーマンとしては充分すぎるほどの自由になる金があった。

ある時、副業とは別の仕事が入り、金額的には結構大口の仕事だっただけに、本来なら会社を通すべきであるが個人的に受けてしまった。
俺の個人の名前で請求すると問題があったので、高校・大学と同級生だった友人が経営するデザイン会社を通すようにした。
そのデザイン会社の経営状態は苦しいと言うことは知っていた。だから通すことによって、少しでもマージンを落とすことが出来たら、その友人も少しは楽になるだろうと思ったからだ。
しかし、友人は振り込まれた金を持って
 トンズラ した。
金額にして200万。 俺はそこから150万を手にし、下請け業者に支払わなければならなかった。
後で高校の同級生に聞く話では、そのトンズラした友人は俺のほかに800万円近い金をもってトンズラしたと言う。
そいつの家や事務所など毎日のように訪れたが留守だった。奥さんとは1週間ほど前に離婚していて、実家に連絡をとっても親は
知らぬ存ぜん の一点張りで、まさに周到に計画された計画倒産 にハメられていると気付くまでにはそう時間はかからなかった。
しかし支払い期日は迫っており、協力してくれた業者には迷惑を掛けるわけにはいかないので、サラ金から200万を借りて支払った。金利の安い銀行だと審査などでスグには貸してくれず、それに200万ぐらいなら副業の金で1年以内に返せると踏んだからだ。
俺にしてみれば、金を持って逃げられたと言うよりも、高校・大学と7年間も付き合いのあった友人に
裏切られたショック
の方が大きかった。
ショックから立ち直り、毎月返済は順調に行くはずだった・・・。 しかし悪い事は続くもので、肝心の副業が無くなってきた。
“外注に出さずに自社で加工する” と言う事になった。これには慌てた!!半年でやっと50万を返し終えたばかりだと言うのに・・・
当然、こっちの借金をこっちで借りて返すと言う、典型的な自転車操業・・・と言うより、まさに
雪ダルマ  
しかし、こんなのが長続きするわけはなかった。
残額150万円だったのが、積もりに積もって400万円。その間色々と副業を探したが、この不況下では8〜10万もまとまって入るような仕事など無い。
もうダメだ!と思い、弁護士を探した。ちょうどこの年の4月から
個人版民事再生法 が施行されていたのを知っていたので、何とかならないかと相談するためだった。
今までは借金を清算しようと思えば、自己破産か民事調停しかなかった。どちらも持ち家などの資産は手放さなければならなかったが、あまりの自己破産件数の多さと、それではあまりにも悲惨だと言うので法案としては提出されていて、前年の12月ぐらいに可決されたのだ。
要は
持ち家を処分せずして、最高3000万円までの借金を300万円に圧縮して、それを3年で返しましょう と言う法律だ。
この法律を知っていた事が、俺にとっては不幸中の幸いだったし、唯一の救いの道だった。

初めは地元の弁護士をある人から紹介してもらった。
計算すると 毎月、最低8万円返す事になります。と言われた。
ちょっと待て!ちょっと待ってくれ!! そんな金額が返せるなら弁護士に相談するかいなっ!
思わずそう叫んでいた。
何回かやり取りがあって、「それでも8万は下らない。そんな法律なんや」 「それは無理です」の押し問答。結局その弁護士は諦めた。
悲嘆に暮れ、(いよいよマンションを手放さなければならないのか?わずか400万円足らずで・・・。それならいっその事、もっと借金重ねたろか・・・。第一、嫁や親、会社にどう説明するねん)こんな思いが頭の中を駆けめぐっていた。
本来会社を通すべきものを会社に内緒で個人的に受けた事は、会社への背任行為になり、公にしてしまえば俺が不利になると言う状況だった。
だから条件としては
?会社にバレない事。
?毎月の返済額を出来るだけ少なくしたい事。 
実際に今の給料から何とか絞り出せる金は4万円以下だった。
この2つが最低条件。
この時点では、まだ嫁にも言っておらず、何とか道を付けてからという思いが強かった。
大阪弁護士会のHPを開き何人か探したら、ある弁護士のプロフィールに目が止まり、状況を詳しくメールした。
すると2〜3日してから「一度事務所に来てください」と返信があった。会社からも近かったのでスグに連絡を取って訪問した。
この弁護士は、初めて相談した弁護士とは違った。キツイ事は言うが親身になって相談に乗ってくれた。
地獄に仏 とはこの事だと思った。
それに加えて、法律が出来てまだ間が無いという事は、事例や判例も無いと言う事が幸いし「無理かもしれない」と言われていた事が全てクリアし、2年間の返済期間の延長。つまり5年で返済する事になった。毎月4万円、ボーナス時に10万。
道が付いたところで嫁に話さなければ、と思い勇気を出して言った。

嫁は狼狽していた。
真っ先に言われたのは
その借金は女関係じゃないの(怒)??

嫁からすればこれまでの経緯からしたら、そう疑うのもうなずける。
騙されたとは言え、度重なる借金と女関係。嫁はただ泣くしかなかった。
それまで嫁は近くの会社で事務のパートをしていた。結構待遇のいい会社で時給も高かったが、急に「辞める」と言い出した。後から聞いた話では社長のセクハラが原因だったらしい。
ちょうどその頃、大型のショッピングセンターが建設中で、新たな求人もたくさん出ていた。その中で、あるメンズ服の会社に決まった。
10〜18時までの勤務で、しかしオープン当初は時間通りに帰れず、帰宅して子供たちが夕飯にありつけるのは21時過ぎ。ヒドイ時になると22時回る事もあった。
オープンのバタバタと全社員・アルバイト全てが初めての事なので、忙しいのは分かるし俺も出来るだけ口出ししないようにしていた。
加えてこんな業界はどちらかと言えば派手で、飲み会が多いのも俺は不満だったが、平日であっても行ったら帰ってくるのは必ず夜中の2〜3時。遅ければ5時。当然、次の日は起きれない。主婦としての自覚に欠ける行為だと思ったが、約1ヶ月半続いた時にたまりかねて俺は言った。
「ちょっとエエ加減にせえよ!あまりにも子供たちが可愛そうや」
ここで謝りの言葉が出ると思った。しかし嫁からの口から出た言葉は
「私だって働いてるねん!」
これは言う言葉ではないでしょ!こう言うのを 逆ギレって言うんだ!
俺も、売り言葉に買い言葉で
「じゃあ、お前の給料分ぐらい俺がアルバイトでもして稼いでくるから、辞めろ!(怒)」 と怒鳴っていた。
そもそも、この服屋でバイトするようになってから夫婦仲が悪化した。

嫁は 私だって働いてるのに、何でアンタにいちいちゴチャゴチャ言われなアカンねん!と言う態度と言葉がその言動の端々に現れている。その証拠に今まで吸っていなかったタバコを隠れて吸っているようだった。

自分勝手なもので、俺自身はタバコを吸うが嫁には吸って欲しくないという願望がある。
付き合っている時に吸っていたなら俺も気にならなかったと思うが、しかし何を思ってか突然吸い出したら・・・どまどう、と言うより拒絶反応のほうが強い。
何度も「辞めて欲しい」と言ったが、その度に了解したフリをして隠れて吸い続けていた。しかも、隠れて吸うならウマク、俺に気づかれないようにすりゃいいものを、一目で分かるような形跡を残す。
嫁の
“やったらやりっ放し” “出したら出しっ放し” のいい加減な性格がアダとなっているのである。
一度たまりかねて「そんなに吸いたいのであれば、吸ってもいいぞ。但し、危ないので隠れて吸うのだけはやめてくれ」と言ったが、それでも嫁は「吸わない」と約束した。
俺からしてみれば、嫁にタバコを吸われるのは事のほか嫌だったが、“そんなに吸いたいのなら”と言う思いでの譲歩だった。
それからしばらくして、俺が仕事から遅くに帰宅したある日。何気に台所へ行くと、流しにタバコの灰が散乱していた。
「??お前タバコ吸ったんか?」と聞くと、何も言わずダンマリを決め込んでいる。
「この前、吸わないと約束したやないか! だからあの時、吸いたければ吸ってもいいぞと言ったんや」
嫁からの口から出た言葉は「あの時はそう言うしかないやん!」
続けて「タバコ吸うのも私やのに、何故認めようとしない?」
あいた口が塞がらんとはこの事で、認めようとしたうえで「吸ってもいいぞ」と譲歩したのに、言うに事欠いてこの言い草。ここでも得意の逆ギレ。

約束したものの「やめようと思ったけど、やめれなかってん。吸ってもいい」と言い出すと思っていたし、言ってきたら素直に認めるつもりだった。
しかし、こんな言い方されたら俺はアカンわ〜!
「認めようとして、嫌なものを最大譲歩したのに何やその言い方は!じゃあ浮気するのも俺やのに、何故認めようとせんのじゃ、ボケッ!!」
俺も混乱して訳の分からない事を叫びながら側にあったテレビのリモコンを投げつけていた。
「お前がタバコ吸うのを俺が我慢すればいいんや。俺が浮気するのをお前が我慢すればいいんや。お互い我慢すると言う事では一緒やないか」
すごい極論というか詭弁と言うか・・・でもこの論法は間違っていないと今でも俺は信じている。
嫁はふてくされて布団に入ったが、俺はバラバラになったリモコンを片付けながら震える体を押さえるのに苦労していた。
子供たちは二人のただならぬ雰囲気に、土曜日はいつも遅くまで起きているのだが、気が付けば子供部屋の灯りは消えていた。
一人ビールを飲みながら、何故二人はいつもこうなのか考えていた。
決して素直に謝らず、二言目には「アンタもやん」と自分が言われているにも関わらず論旨をすりかえるのが常習、言い方もツッケンドンで配慮に欠ける嫁。人の意見や指示にはまったくと言っていいほど耳を貸さず、する事なす事すべてが中途半端。
嫁のそんなところが許せず、むしろバカにされていると感じ、自分のことは棚に上げ嫁の嫌なところばかりを見て、それを包み込めず卑小で大人になりきれない俺。

お互いが当たり前にいて、当たり前を感謝する事が出来ず、いったいいつからこんな事になってしまったのだろうと・・・3本目の缶ビールをあけた頃には、もう夜が白みはじめていた。
2週間ほど口を聞かない生活が続いていた。ケンカした時は俺も喋らないし嫁も口を聞かない。
嫁の事で俺が怒っているのに、嫁は一切折れないので、結局いつも俺が折れて話しかける事になる。これも俺からすれば最大の譲歩をしているつもりだ。

そういや結婚して間もない頃、こんな事があった。

ケンカしてその場にいるのが鬱陶しいので、まるで星 一徹のようにテーブルをひっくり返し、「やってられるか!」
と捨て台詞を残して家を出て行った。出て行くといっても車でしばらくドライブするだけだ。
2時間ほどして夜中1時ぐらいに帰ってきたら、玄関先で泣いて俺の帰りを待っていた。この頃は嫁にもまだ可愛いところがあったが、しかし長女が生まれてから、また同じようなケンカがありテーブルをひっくり返して出て行った。
しばらく時間をつぶして帰ってきて、玄関ドアを開ける瞬間(また泣いて待ってるんだろうなぁ)と思い玄関を開けると、真っ暗。電気をつけるとテーブルはひっくり返ったままで、その側に殴り書きしたメモが一枚あった。

“片付けときや!”
しゃーないから、片付けましたがな!(ーー゛)  

口を聞き始め、また何事もなく元の生活に戻ったと思っていた。
ある時、嫁を抱きたくて「今夜どう?」と誘ったら、「今日はゴメン」と拒否された。
この事については、俺は何も思っていない。むしろ(仕事で疲れてるんやなぁ)ぐらいにしか思っていなかった。
子供が食べ散らかしたものがテーブルに散乱していたので「お前ら、自分が食べたものは自分で片付けろ〜!」と子供部屋に向かって叫んだ。
「は〜い」と返事が返ってきたが、しばらく経っても一向に片付けようとしない。
もう一回「片付けろよ!」と言うが「・・・」無言。
頭にきて、子供部屋まで行き 「お前ら、片付けろ言うてるのが分からんのか!」
と怒鳴りつけた。
と同時に、嫁が布団からガバッと起きてきて、テーブルをガラガラガッチャ〜ンとけたたましい音と共に片付け始め、俺に一言。
「これでエエんかっ!当てつけがましく言わんでエエやろ!」

俺はあっけにとられ 「エ〜??お前に言うてないやん」 としか言えなかった。
嫁からすればSEXを拒否したのを、俺が子供に当たっていると勘違いしていたようだ。ナンボ何でもそんな事するかいな〜


 
嫁は俺を睨みつけたまま 「子供に当たらんでもエエんちゃうの!」 
「お前、なに言うとんのじゃ?」 と言うが先か、足が出るのが先か、嫁を蹴りまくっていた。
ボクシングをやっていたので は出せない。代わりに足がとんでいた。
「気に入らんのやったら出て行きさらせ! アホンダラ!」
  子供3人が泣きじゃくる中、二人の怒声が飛び交っていた。
「出て行ったるわ!」 嫁はパジャマを着替え荷物をまとめ始めた。
車のキーと財布を取り上げ
「お前に渡すモンなんか何にもないわ!はよ出ていきさらせ!クソ女!!」と、もう一度蹴り上げた。
「アンタは鬼やなっ!」の捨て台詞を残し、ドアを思いっきり閉めて出て行った。

興奮して、しばらくは何がなんだか分からなかったが、子供たちの泣き声が耳に入り始めて、少し冷静になれた。
ここまで手を上げたのは初めてで、この時(俺はキレたら何をするか分からん)と自責の念にかられていた。
時間にして23時半を回ったところだった。出て行ったものの、金も足もなくどうするつもりなのかが気になり、それよりも子供たちの事が心配だった。
中2の長女が泣いて引きつっている妹と弟を抱きかかえるようにして震えていた。
「ゴメンな!全部パパが悪いんや! 今からママを探しに行ってくるから、お前らは心配せんと寝とき・・・」
そう言うと無言で3人はうなづいたが、震えが強くてスグには動けない様子だった。
俺は嫁が通りそうな道をたどって、夜中の街を車を走らせた。
自宅から嫁の実家は比較的近いので、俺はてっきり実家へ向かっていると思った。 
近いと言っても車での話で、歩けば1時間はかかる距離だ。しかも夜中は暴走族が頻繁に出没するので、そっちの方も心配だった。通りそうな道を何度も行ったり来たりしながら車を走らせたが、結局見つける事は出来ず、携帯の電源も切っているようだった。実家に戻っていると思うしかなかった。
次の日、探しに行こうとする前に長女に「ママの携帯に電話入れてもし出たら、今どこにいるのかを聞いてパパの携帯に電話を入れて欲しい」と頼み家を出た。
長女から第一報があったのは午後1時過ぎだった。
「ママは○○のデパートにいるって」
それを聞くとそのデパートにすぐさま行き、各階をしらみつぶしに探したが見つけられず、その間、俺が知っている限りの嫁の友人に電話をかけまくったが、どこにも寄っていないし連絡もしていないようだった。
半分途方に暮れかけている時に、長女から第2報があった。
「ママは○○の駅近くにいるらしい」またすぐに車を飛ばしたが、どこにもいない。
全て万策尽きたと思い、ダメもとで嫁の携帯に電話をかけたらつながった。
実家に帰ろうと荷物をまとめに寄るつもりだったとの事。

「昨日どこに泊まったんや?」
「アルバイト先の男の人のマンション」
「・・・・・・」
「いま疑ってるやろうけど、別に何もない。信じてもらわなくてもいい・・・」
今までのSEX拒否。極端な仕事中心の生活態度を見ていたら、男がいると考えてもおかしくはない。にわかには信じがたいが、今はそんなことはどうでもいい。
どういう理由であれ手を上げたことを謝り、もう一度やり直したい旨を告げたが、嫁は「私はやり直すつもりはないので離婚したい」の一点張りだった。
嫁からすればショックもあっただろうが、何を話しても何を言っても聞いていない様子で、ただ下を向いたまま「無理!」 と、ただ繰り返すばかりだった。

俺は一方的に謝っていたのではなく、謝りつつも事の発端・二人の勘違い・俺はこれからどうして行こうと思うのかなどを滔々と話したが、見るからに
“早くこの場から立ち去りたいのに、鬱陶しいなぁ〜” と言う態度がありありと見て取れた。
最後にただ一言
「私を蹴り上げてたパパの顔を思い出したら、とてもやり直す気にはなれへん」 とだけ言った。
そこまで俺を追い込んだんはどっちじゃ! と言いたかったが、よけい事態の収拾が着かないと思ったので我慢した。

表面上の手打ちと言う事になったが、釈然としないままの関係で、その日から必要最小限度の会話しかないようになった。
事実上の家庭内別居をはじめて2ヶ月目の事であった。
当然のことながら仕事が終わっても家に帰るのが苦痛で、金があるときは飲みに行ったりして時間をつぶし、朝はいつもより早く出勤するようになった。
このあたりに中学の時の飲み会があった。
中1の時に同じクラスで、当時は “何となくいいなぁ” と思っていた女の子も来ていて、酔った勢いもあって「中1の時、ちょっと好きやった」 と、言わなくてもいい事を口走ってしまった。
その約1ヵ月後、ドツボにはまる とは、この時は予想だにしなかった。
その1週間後、その女の子(以下、山根)から突然メールが来た。
「男と別れたので相談に乗って欲しい」 
いわゆる不倫相談だが、俺もスケベ心満載で飲みに行く事にした。
不倫相手は中学の同級生で、ダブル不倫だが二人で旅行へ行く計画まであったらしい。
しかし相談とは名ばかりで様子がおかしい。イヤにベタベタしてきて初めは冗談っぽく「ネェ〜付き合おっかぁ〜」とか「私 まだまだ女としては魅力あるでしょぉ〜」とか言ってきた。
俺も28年前は、ちょっとイイなぁ〜と思っていた事もあり、まんざらでもなかったので悪い気はしていなかった。
後で聞いた話では、最初から
俺 狙い だったのだ。
その後カラオケに誘われ、そこで成り行き上、付き合うとまでは行かないが
“ 男と女の特殊な関係 ” になる事になった。

それからが大変だった。
忙しい時とかでもお構いなく毎日何回もメールしてきて、返信しないと「私がこんなにメールしてるのに、なんで返信してくれへんのぉ〜〜」 とか、
「今度いつ会えるぅ? エッ?1週間後ぉ?なんで毎日会われへんのぉ〜」
「私、水曜日仕事休みやから、有給とってデートしてよ〜」
「毎日 長時間会われへんかっても、短時間ぐらいやったら会社帰りにお茶できるや〜ん」

もう、ただウザいだけ!
気持ちは分からなくはない。ただお互い独身の時のように会えるわけない。 家庭があるのだから。
実は「男と別れた」と言う理由も、万事こんな調子だから男からウザがられ、逃げられたと言うほうが正解!その男も同級生。しかも俺の知ってる奴!
要は、この女は ただ不倫に憧れてるだけ の話。
それにハメられた俺も俺だ! スケベ心なんて出すからだと反省した。
「もうアカン!!」と思い、別れ話と言っても、ちゃんと付き合っていたわけではないので「普通の友達に戻ろう」と切り出したら・・・
中傷非難メールの嵐 あげくに 「今までのメール プリントアウトして奥さんに送りつけたろか!」 ときた。
2回連続でフラレるのは、プライドが許さないらしい・・・

なんやかんやがあって、ようやく切れる事になったが、またスグに同級生を毒牙にかけたみたいだ。しかし学習能力がなく、同じようなペースだから、やっぱり男のほうから別れ話を切り出されている。

それから約5ヵ月後の今年の2月。中学時代の飲み会がありコイツと会ったが何にも変わっていなかった。と言うより「また付き合おう」みたいな事を言い出してきた。
俺のうかつなミスから修羅場があった。詳しくは山根戦記 〜精神分裂女との戦い〜 参照。
家に帰っても面白くないし、いつまた脅迫メールが来るのかと思うと、こんなにストレスの溜まる事はなかった。

そういう事も一段落し、表面上は普通の生活を送っていたが、やっぱり何かギクシャクしている。
俺は俺で、 もう一度、嫁にホレ直してもらおう と、けなげなる努力をしていたが、一向に嫁は歩み寄りを見せない。
(まあ、スグには無理か)と腹をくくってはいたが・・・。
2ヵ月後ぐらいにもう一度話し合いをした。嫁の意見は相変わらず 離婚したい と
態度を硬化させたままだった。
自分のしでかした事も原因の一端だから、俺はただ 忍の一字

それから10月頃と年末にもう一度話し合いを持ったとき「全然 歩み寄りすら見せないが、お前の中にはもう離婚する事しかないのか」と俺は聞いた。
すると 別居したい と言い出したが、それは経済的に無理だった。第一嫁は収入もないのにどうするつもりなのか? 俺は(ああ、そんな事も判断がつかないぐらい、一緒に居たくないんや)と思った。
そんな話し合いがあってから、嫁の態度にさらに変化が出てきた。
?朝は起きない。
?「いってらっしゃい」「おかえり」は言わなくなった。
?子供たちの夕飯が終わったらフィットネスクラブに通うようになった(俺の晩飯は自分で作らなければならない)

要するに、俺に関心がないのだ。 俺はホレ直してもらおうと約10ヶ月努力したが、今度は俺自身が もうイイわ! もう俺も無駄な努力するのはヤメた! と思うようになった。
それが今年の1月2日。そう思ったら、俺も変わり身の早いほうで、必要最小限度以外は一切口を聞かないようにした。それが5月4日、最終の話し合いをするまで5ヶ月間続く・・・。
自分の思いに区切りをつけたら結構楽なもので、俺はもう嫁を嫁とは思わず、 同居人 としか思っていないし、 “ もう、いつ別れてもOKでっせ〜 ”と言う感じだ。
5月4日に話した結果は、
離婚はしましょう!ただしその時期については、長女(中3)の受験が終わるまではこのままでいよう。その間、あえて修復する努力はしない。
話し合いの途中、また言い合いになったが、その言い合いが今の俺たちの関係そのものを物語っていた。 

家庭内別居同然となってから約1年半以上。それで得た教訓としては
不必要な我慢 必要以上にお互いを傷つけあう事 になれば、その関係は事実上 破綻していると言う事。
そうなった時は離婚を視野に入れたほうがいいと思う。何も夫婦と言う関係にしがみつく事はない。
 
「絵文字が可愛いから」「みんなドコモやから」とか言う理由でボーダフォンから、わざわざ料金の高いドコモに携帯をかえた嫁。
今日、請求書が来たら何と18,000円だった。先月は13,000円。ボーダフォンの時は親子割引があったので、それから比べると3〜4.5倍!
それでなくても毎月楽な生活をしていないのにアホちゃうか!
俺には毎月500円の定期購読している雑誌をやめさし、子供たちの携帯料金にはウルサイが、自分はこの体たらく・・・。
よく俺には「アンタ自分勝手やな」と言うが、その言葉 そっくりそのまま返したるわ!
俺には請求書を見せないので、嫁が見終わった後 確認したら、
何で勝手に見るの!と、またまた得意の逆ギレ! いったいその料金誰が払うと思っとんねん(怒)!
もうマジで、この女アキマヘンわ!!
中山文科相は11日、教育改革タウンミーティングで、今春行われた中学校教科書検定に合格した社会科教科書から「従軍慰安婦」の表現が消えた点について「従軍慰安婦という言葉はそもそもなかった。これまでなかったことがあるということが問題」などと述べた。

この発言について韓国は
韓国外交通商省報道官は13日、中山文部科学相が「従軍慰安婦という言葉はなかった」との趣旨の発言をしたことについて、「極めて不適切な発言だ」と反発した。韓国記者団に語った。 与党ウリ党も12日発表した論評で、「(中山文科相から)何の罪の意識もなく過去の侵略行為と蛮行を否認する妄言が相次いでいることに遺憾と憤怒を禁じ得ない」と非難。最大野党ハンナラ党も12日、「非常識の極みであり、(文科相が)国際社会の一員として存在していること自体が不快だ」として日本政府に謝罪と再発防止を要求した。

そして中国は
中山文部科学相の慰安婦問題に関する発言について、中国の国営新華社通信は12日、日本の一部報道を引用して内容を伝えたうえで、「歴史を正しく認識し、歴史のわい曲に反対する日本の有識者やアジア国民の厳しい非難を浴びている」と論評、強く批判した。

この2国こそ大きく言えば歴史を歪曲しているのであり、不勉強も甚だしい事この上もない! ついで言えば日本のマスコミもしかりだ!
そもそも
「従軍慰安婦」と言う言葉は千田夏光と言う作家が1973年に作ったものだ。だから “ そもそもなかった ” で正しい!


いわゆる【従軍慰安婦問題】とは、日本軍が朝鮮などの女性を奴隷狩り的に 強制連行して組織的に慰安婦にさせたと思われているが、これは全くのデマで、そのような事実があったと言う証拠は何一つない。
1993年8月4日 当時の官房長官 河野洋平は「強制連行」を認める談話を、退陣する5日前のどさくさに紛れて発表して謝罪した。
これが例によって日本の左翼や朝日新聞が呼応し、韓国の慰安婦支援団体が国家補償を要求する声を高め、1996年に全ての中学歴史教科書に記述が載るに至ったのである。
だが1997年になって、この談話に関わった元副官房長官 石原信雄は、これは何一つ証拠がないまま行った韓国との密約外交だったと驚くべき発言をして、河野洋平本人もその事実を認めている。
さらに吉田清治が書いた【私の戦争犯罪 〜朝鮮人強制連行〜】と言う本の中で「吉田本人が慰安婦の強制連行をやりました!」と書いているのを、
何よりの証拠だ と未だに信じている日本人・朝鮮人がいるが、その裏づけを取るため調査団が調べ、矛盾点を追求したところ、1996年に本人が 「ウソでしたぁ〜」と認めている。
よく
自称慰安婦だったと言う、本人の証言があるじゃないか! と言う声を聞くが、慰安婦裁判原告 第一号の金 学順 はキーセン出身の女性で、朝日新聞での記事を書いた植村と言う記者は、金 学順らの裁判を支援する団体幹部の娘婿であり、親戚のデマ運動のためにデマ証言を書いたのであり、よくTVに出てきていた黄 錦周 は、証言がコロコロ変わる事で有名だ!
いわゆる「従軍慰安婦問題」は、吉田が書いたフィクションを、アホな政治家やマスコミ、左翼が作り上げた産物でしかない!
「離婚への軌跡 =最終編=」 で一番最後に 〜 完 〜 と書いたが、
よく考えてみりゃこれで終わったわけではない。
結婚してから現在に至るまでの過程を書いたに過ぎない。問題は実際に離婚するまでのこれから1年間のボヤキ、葛藤、怒り、苦しみなどをいかに克明にブログ化していくかだと思う・・・

実際にこの2〜3日でも色々とハラ立つ事がたくさんあり・・・

と言う事で、
「最終編」 としていたのを 「18」 と改め、以下 折りを見てUPしてゆきます。
続きを
「19」 とするのか「第2部」とするのか、まだ考えていませんが。

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今朝、通勤電車に乗ると、斜め前のシートで女子高生らしき3人組が大きな声で喋りまくり時折大笑いしていて、横のシートでは女子大生風の女3人組が女子高生ほどではないが大きな声で喋っていて、ドア付近にはウォークマンをしているOL風の女が “ そんな大きなボリュームで聞かんでもエエやろ! ” と言うぐらいの音量がイヤホンからダダ漏れして周りに不快感を与えていて、途中の駅からはオバハン2人が乗り込んできたが、これまた大きな声で喋り倒している。
昨日なんか満員の地下鉄の中で、立ちながら一生懸命に化粧しているOLもいた。周囲には一切お構いなし。公共心のカケラもない。まるで自分の部屋にいるかのような振る舞いだ。
以前何かの雑誌で読んだが、このような常識のない傍若無人な振る舞いと言うのは、
一種の脳障害 だそうだ。
(そうか! 障害者かいな!それなら仕方がないなぁ)と思ってみても、やっぱり目障り・耳障りだし、気にするなと言う方が難しい!
しかし昔から
“ 女3人寄ったらかしましい ” とよく言われるが、一人では何も出来ないクセにグループになると調子に乗るのは何なのかね〜 ヘタレの暴走族と一緒やん!
いま巷では、30後半〜50代前半ぐらいのサラリーマンに 帰宅拒否症候群 なるものが蔓延しているらしい。
会社でのストレスを家庭で癒されないのが原因だと言う。
妻がガミガミ言う。帰れば子供たちがテレビを独占していて、見たいテレビが見れない上、ウザがられる。家での居場所がない。
退社後、飲みに行ったり映画を見て時間をつぶし、家族が寝静まった頃に帰り、冷えた食事を一人チンして食べると言うもの。
中には自宅には帰ってきたものの、家には入らず車で寝ると言うのもいるらしい。
都内には診察やカウンセリングを受けた後、病院内にあるワンルームマンションみたいな部屋で寝起きし出勤できる施設もある。
症状によって違うが、だいたい2週間から2ヶ月ここで過ごすと症状が緩和され“退院”できる。

まさに自分自身がこれではないかと思う。

ウチはガミガミこそ言わないが、散らかりっぱなしの家に帰ろうとは思わないし、仕事でちょっと遅く帰れば食事は作らないし、早く帰っても居場所はないし、おまけにSEXまで拒否されて・・・。

ダンナがこうなってしまうのは、家庭内での妻の配慮のなさが第一の原因だと思う。
憩いの場である家庭が作れない、世帯主であるダンナをないがしろにする、子供たちの躾も含めて教育できない等々。
父権の喪失とよく言われるが、男が弱くなってきたのではなく、女が男性化してきているのであろうと思う。
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ウチの会社のジジィ、俺と沿線が同じでほぼ同時刻に出社する。
地下鉄から降りてお互い違うルートで会社まで行くのだが、数十秒でも自分が先に会社に着けば、俺が「おはようございます」と言っても絶対に挨拶しない。
俺は結構以前から気付いていたが、就業のギリギリ時間の出社ならならまだしも、15分前には出社しているのに
なに文句あるねん! と思う!
ジジィより俺が先に退社する時は、10回中3回ぐらいまでは挨拶するがあとの7回はしない。
「挨拶は社会人の基本ですわ!」 はアンタが言うた言葉やで!自分の吐いた言葉まで忘れるぐらいモウロクしとんのか??
5月4日に話し合いをして、結論は 【長女の高校受験が終わり落ち着いた、来年の5月か6月頃をメドに離婚する。その約1年間はお互いに修復する努力はあえてしない】 と言う事だったが、そう話し合ってからお互いの気が楽になったのか、家庭内での接し方は “仲のいい夫婦” みたいだ。
気負う所がなくなったのだろう! 細かい事を挙げればハラ立つ事はまだまだたくさんあるが、イチイチ気にしないようになってきた。
良きにつけ悪しきにつけ (コイツはこんな奴なんや) と思えば楽になってきたのか。
しかし、やっぱり仕事を終えて帰宅する時は足取りは重いままだ。実際に帰ればそうでもないのに・・・。
これで全面的に心を許したわけでもないし、俺としては来るべき時のために、そろそろ準備を始めようと考えている。
ウチの会社のジジィが以前に
「夫婦って一心同体って言うけど、それはウソやで! 結婚生活40年を経てようやくたどり着いた結論がこれや。生まれ育った環境の違う者同士が一緒になるんや、三つ子の魂百までと言うように、ものの考え方・捉え方・こだわり・クセ・表現の仕方などを含めた性格が結婚して長く一緒に生活したからといって “一心” にはならん。兄弟ですら違う。歳をとるたびお互いがよけい頑固になるから尚更や」 と言っていたのを思い出した。
人生80年として、あと40年。もし本当に離婚するならお互いに早いほうがいいと思う。
嫁からSEXを拒否されて約1年半。実は拒否されつつも2回ほど応じてくれた事もあった。
「何故OKした?」と聞いても多くは語らなかった。
嫁は
「私はこの先SEXなしでも一向に構わない。と言うか、ナイ方がいい」 とまで言う。
不仲になる前、子供たちが大きくなってきて、自宅でSEXする事が気を使うようになってきたので「月に1回ぐらいはラブホテルへ行こうか?」と言ったら
「それは大事な事だね」 と言っていたのに・・・この変わりよう。
俺が勃起不全(ED)や何らかの病気でSEX不能なら仕方がないが、健康な夫婦がボディーコミュニケーションとしてのSEXナシで健全な夫婦関係と言えるのか疑問である。

こんな記事が出ていた。


夫婦間のセックス
外国のように、日頃からキスしたり、抱き合ったりという習慣のない日本人の夫婦はセックスもしなくなると、お互いの体に触れる機会は、ほとんどなくなる。体に触れることもなく、結婚して数年以上経過した相手に都合よく欲情するということは、そうはないのではないでしょうか。
夫であれ、妻であれ、いきなり「セックスしよう」ではなく、マッサージでもいいからお互いの体に触れてみる。そこからごく自然にセックスしたいという気持ちが湧いてくることはあると思います。ただ、そんな努力をしてまで夫婦でセックスする必要があるとは思わない、という方も最近は増えています。


★ 誤 解
セックスしたいと思わない。しなくても夫婦関係はうまくいく。
いわゆる「仲の良いセックスレス夫婦」だが、これはやはり不自然な姿であろう。
「セックスはなくてもいいという夫婦を何組も見てきましたが、そういう夫婦は最後には別れる率が高い。 別にセックスがないことが、別れる理由でなくても、何かほかの困難が夫婦の間で起きたときに、2人でがんばることができない。 セックスって『たかがセックス』だけど、『されどセックス』
夫も妻も深く感じることができて、満足できるセックスは、お互いに勇気を与え、夫は仕事で嫌なことがあってもセックスで妻が心からオープンになり、自分に体を預け、深く感じている姿を見ればまた明日からがんばろうと思えるものだ。
毎日の子育てで疲れきっている妻だって、セックスでオーガズムを感じたあとの心地よく深い眠りにつくことで、心と体の疲れもとれるものなのです。夫婦の間では、セックスなんかなくてもいい、と思っているとしたらそれこそもっとも大きな誤解であると言えます」
なんだって・・・。

仮に女はSEXナシでも構わないかも知れないが、男はカラダの構造上そうはいかない。
姉が
「女が一度 イヤ! と思ったら、触れられるのもイヤ」 だと言っていた事があったが、男としてはその気持ちが分からない。
また
「男は仲直りするつもりでSEXしようとするが、それは女の立場からすると逆効果」 とも言っていた。

女性諸氏〜 意見を聞かせてたもれ!
風呂に入れば排水溝に毛が溜まる。
嫁は一度として溜まった毛を取り除いた事はない。洗面器やシャンプーなどの風呂道具類も使ったら使ったまま。
毎回「使ったら直せ」「溜まった毛は取れ!後に入る者のこと考えろ」と言うが、
素直に返事したためしもない。昨夜もそうだった・・・。

子供部屋が漫画とゴミと学校の制服、私服、オモチャ、バスタオルで散乱していても注意もしないし、ベランダに古新聞、古雑誌、ダンボール、ペットボトル、ガラス類が無造作に置かれていても知らん顔だし、庭が園芸用品、途中でやめたトールペイントの道具が散らかり、雑草がボーボーでジャングル状態でも手入れもしないし・・・。 どうやら興味あるのは自分のダイエットのことだけらしい。 
まあだけど、キレイ好き ならぬ
きたない好き にもほどがあるで! 
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